ハーブティ・オートムギの成分と効果・口コミ

ハーブティー

ハーブティ・オートムギの成分と効果・口コミ

 

ハーブティ・オートムギの成分

β-グルカン 水溶性食物繊維として便秘改善、血糖値上昇抑制、血中コレステロール上昇抑制、免疫賦活作用
サポニン 血流改善作用、免疫賦活作用
アベニン ストレス耐性を高める
ビタミンB群 エネルギー代謝を正常にする
ビタミンE 血流改善、抗酸化作用
アルカロイド(グラミン)、トリテルペン系サポニン(アベナコシド)、多糖類(β-グルカン)、クロロフィル、ミネラル(ケイ素、鉄、マンガン、亜鉛)など
ビタミン類、ミネラル類、タンパク質(アベニン)、食物繊維(β-グルカンなど)、サポニン、フラボノイド類

ハーブティ・オートムギの効果・効能

オートムギはアベニンというタンパク質の一種を含んでいます。アベニンは中枢神経を刺激することでストレスへの対処能力を向上させる働きがあり、不足するとストレスが低下すると考えられています。ストレス耐性を高めると同時に、ミネラルやコリンなど神経系の維持に必要な成分も含まれているので神経・精神面の疲労回復にも有効とされています。オートムギに含まれる成分のアベニンが中枢神経を刺激して、ストレスに対処する能力を高めてくれます。

甘いものやお酒が無性に欲しくなるような方もアベイン不足の可能性があると言われています。ストレス食い・ストレス飲みが多い方や糖やアルコールに強い欲求がある方は、オートムギティーを毎日飲んでみては。

神経系に優れた働きが期待できるオートムギは更年期障害やPMSなど女性ホルモンの乱れから起こる精神面の不調の緩和にも利用されます。また女性ホルモンのバランスを整えるビタミンB群が豊富なことなどから、ホルモンバランスを整える作用があると考えられています。

オートムギに含まれているサポニンには免疫機能の向上効果、サポニンやビタミンEは血行促進作用から体を温める働きなどが期待できます。オートムギは風邪予防や病後の回復時、アレルギー症状の予防や緩和にも役立つと考えられています。

オートムギは妊娠中でも使用できるハーブです。そのためマタニティブルーの緩和にもよく用いられています。

オートムギは食物繊維が非常に豊富な穀類と言われています。ハーブティーとして抽出する、水溶性食物繊維のみが水分に溶け出します。

水溶性食物繊維は便の硬さの調整や腸内環境を整えるなど「整腸」に役立つ食物繊維ですから、下痢や便秘の改善など腸内環境を整える働きがあります。

クロロフィルにも整腸作用があると考えられています。消化機能の向上や腸内ガス排出促進にも役立つとされています。

オートムギはタンパク質、ミネラル類、ビタミン類を豊富に含んでいます。穀物として見ると玄米の5倍以上のカルシウムや約2倍の鉄分を含んでいます

ハーブティーとして飲用する場合は全てが水分中に溶け出るわけではありませんが、手軽な栄養補給源としては役立ってくれるでしょう。鉄分などの補給はまるごと食用にした方が無駄なく摂取できますが、ハーブには緑色色素成分であるクロロフィルが含まれており、貧血改善にも有効と考えられています。またクロロフィルは小腸の有害物質を剥離・排泄させるデトックス効果や殺菌作用から肌荒れ予防に役立つと考えられています。β-グルカンやサポニンによる免疫力向上効果も肌荒れ予防に効果が期待出来ます。

オートムギの水溶性食物繊維にはβ-グルカンが豊富に含まれています。β-グルカンは体内で免疫機能を司るマクロファージやNK細胞を活性化させる・抗ウイルス作用を持つインターフェロンの生成促進作用などがあり、免疫機能の向上に役立つと考えられています。

オートムギはビタミンEやフラボノイドなどの抗酸化作用を持つ成分を含んでいます。サポニンには過酸化脂質の生成抑制・血中の悪玉コレステロール低下などが期待できるほか、食物繊維による血糖値上昇抑制効果などもあることから、酸化ダメージによる体老化の予防や生活習慣病予防にも役立つと考えられています。シリカは肌の保湿、骨・髪・爪などの再生などに必要な成分ですから、摂取することで美しい肌や髪の維持に役立つでしょう

化粧品原料としてのカラスムギ穀粒エキスは主に保湿・酸化防止剤として配合されています。エモリエント剤として肌表面の水分蒸発を防ぎ潤いを守る働きや・肌の凹凸を修正して柔らかく滑らかに整える働きがあるとされています。

ハーブティーを化粧水代わりに使うことでも肌トラブル予防や保湿などに効果が期待出来ます。ヘアトニックとして利用すると頭皮のケアにも役立つでしょう。

亜鉛やケイ素、β-グルカンやサポニンが含まれているため、湿疹・かぶれ・日焼けなど皮膚炎症、特にかゆみを伴う症状の緩和に有効と考えられています。カラスムギエキスは抗炎症・抗アトピー作用なども期待されています。

精神強壮、神経疲労、軽度の抑鬱、ストレス症状、不眠、月経前症候群(PMS)・更年期障害による精神症状、マタニティブルー、疲労回復

オートムギに多量に含まれている繊維質のオートファイバーに、血中コレステロールを下げる働きがあり、特にオートブランは、その効果が高いといわれています。

甲状腺の機能や血糖値を安定、コレステロール値を下げ、神経系を穏やかにさせ、不眠解決にも効果があります。疲れ気味のときや、風邪をひいたときにおすすめです。皮膚炎や痔にも効くといわれています。更年期のエストロゲン不足からくる鬱などの症状にも効果があります。

β-グルカンという成分が、免疫の賦活をしてくれることが分かっています。伝統的には帯状疱疹やヘルペス、多発性硬化症にも用いられてきました。血中の尿酸レベルを低下させることから、利尿剤としても。オートムギはモルヒネの中毒患者に用いられたこともあり、1970年代からタバコ中毒患者にも有効性が報告されています。

ハーブティ・オートムギの美味しい飲み方

ティーカップ1杯(180cc)に対し、ティースプーン2杯程度が適量です。

草のようなグリーンな香り、味は穀物の柔らかさがある。麦茶のような草の香りとふわりとした甘味を感じます。

ノンカフェイン

乾燥オートムギ小さじ3杯につき、熱湯をカップ1杯分(約180ml)注いで15分蒸らし、オートムギを濾して完成です。
アイスでも美味しく飲めます。

より濃い成分を抽出したい時の作り方

オートムギ1/2カップにつき500mlの熱湯を注ぎ、一晩おいた物のオートムギを濾して完成です。

3日ほど冷蔵庫で保存できます。

草のようなやや青臭い香りと、穀物を思わせる若干の甘さがあります。

甘くしたほうがより美味しく飲めます。

他のハーブの風味を邪魔しないため、色々なブレンドティーが楽しめます。

オートムギは、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉に少し手を加えるとより強い香りを楽しむことができます。

おいしく淹れるための準備としては、茶葉を手で揉んで香りをたてたてて茶葉の香りを引き出す方法などがあります。

ハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯~1杯半程度のオートムギをマグカップのフィルターの中に入れます。

沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま2分~3分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。

レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。

お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。

オートムギのハーブティーはふんわりとした草の香りがし、かすかに苦みのあるクセのない味です。

ハーブティ・オートムギの注意点・副作用

特に副作用はなく、妊娠中も授乳中も安心して飲めます。子供でも飲めます。
しかし、グルテンを避けたい人にはあまりオススメできません。

オートムギティーは収穫の際にグルテンを含む穀物が混ざる可能性があるためと、アベニンがグルテンと似た種類のタンパク質であるためです。

グルテンで体調を崩すセリアック病の人は避けるべきです。

ハーブティ・オートムギのおすすめブレンド

抑うつ状態の緩和や心の強壮には、スカルキャップ、リンデン、パッションフラワーなど、不眠気味の時はバレリアンやカモミールなどとブレンドして使うと良いでしょう

カモミール こちらも寝る前におすすめです。カモミールのリラックス作用と安眠作用がオートムギの効果をさらに高めてくれます。

ネトル 妊娠中・授乳中の栄養補給におすすめです。オートムギとネトルは共にビタミン・ミネラルが豊富なハーブであり、妊娠中や授乳中にとっても大丈夫なハーブです

レモンバーム 夜寝る前におすすめです。レモンバームとオートムギの鎮静作用が眠りに導いてくれます。これは妊娠中にも飲めるハーブティーです。

ローズヒップ、ハイビスカス 美肌と疲労回復におすすめです。ローズヒップとハイビスカスのビタミンCとクエン酸が疲労を取り、オートムギのミネラル分を吸収しやすくしてくれるでしょう。

タイム、バーベイン

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