ハーブティ・ゲンノショウコの成分と効果・口コミ

ハーブティー

ハーブティ・ゲンノショウコの成分と効果・口コミ

ハーブティ・ゲンノショウコの成分

タンニン、カルシウム、フラボノイド、コハク酸、ブレビホリン、エラグ酸、没食子酸、アセチルコリン

ハーブティ・ゲンノショウコの効能・効果

ゲンノショウコは、北海道から九州など幅広い場所で見つけることが出来て、薬草として多くの人に使われています。

古くは平安時代に書かれたと言われる『和名抄』(わみょうしょう)にも牛の病気を治した薬草として登場しました。

ゲンノショウコは、フウロソウ科フウロソウ属の多年草で夏にかわいらしい赤紫、またはあい路紫の花をつけます。

下痢や腹痛に効果があると言われ古くから「医者いらず」と言われドクダミ、センブリとともに民間薬として伝えられてきました。

江戸時代から民間薬として用いられるようになり、『本草綱目啓蒙』にも取り上げられ、「根苗ともに粉末にして一味用いて痢疾(りしつ)を療するに効あり、故にゲンノショウコと言う」との記載があります。

薬効が強くて優秀な整腸生薬で飲み過ぎても便秘を引き起こしたりしないので、地方によりイシャイラズ、さらにはイシャゴロシ、「現の証拠」すなわち「ただちに効く」の意からタチマチグサ、テキメンソウなどの異名も持っています。

ゲンノショウコはほぼ日本全土の山野に生育し道端などで比較的容易に手に入りますので見つけたら乾燥させてみましょう。薬草としての栽培は、種子で繁殖させ、春に種をまく。環境は、日当たりの良い適湿地が良いとされています。

収穫は、開花初期の7月下旬~8月中旬に地上部を刈り取り、1~2日畑に広げて日に干した後、束ねて風通しの良い所で吊るして陰干しします。

薬効を示す主な成分は、タンニンでゲンノショウコの仲間のイチゲフウロ、タチフウロ、コフウロ、シコクフウロ、アメリカフウロ、ヒメフウロなどは、ほとんどゲンノショウコと同じ目的で用います。

ゲンノショウコと間違えてウマノアシガタなどの毒草を誤飲してしまう方がいるようです。十分に注意して下さい。

花期の地上部を採取することに決めているのは、同じ場所に有毒なキンポウゲ科の植物が生えており、葉形が似ていて混用されるのを防ぐためです。

次のような効果があると言われています

抗菌作用
抗炎症作用
生理痛緩和
下痢改善
整腸作用
アレルギー改善
便秘解消
老化予防
など

よく効くので「現の証拠」という。方言としてミコシグサ、ネコアシ、イシャイラズ、リビョウソウ、イシャコロシ、ロウソクバナなどがある。

有効成分は開花時の茎葉に、フィロバロールタンニン、没食子酸、クルセチオン、コハク酸などを含んでいます。タンニンとは渋のことで、たんぱく質などと結合して細胞組織を引き締める収斂作用、消炎作用、止血作用があると言われています。

根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用します。

成分の1部を紹介します

ケルセチン
ポリフェノールの一種で、抗酸化作用を持っています。玉ねぎの皮に多く含まれています。

コハク酸
有機酸の一種で、主に貝類に含まれていて、うま味の基です。血行促進作用があり、女性に多い冷え性の改善などに役立ちます。

ケンフェロール
ポリフェノールの一つで、脂肪を燃やしやすくする働きがあります。

ゲラニイン
ポリフェノールの一種であるタンニン類の一つ。ゲンノショウコの主成分、胃腸の調子を整える働きがあります。

没食子酸
有機化合物の一種で、多くの植物に含まれています。脂肪の吸収を防ぐ働きがあり、ダイエットに効果的です。

その他です。

8月頃に根を除いて刈り取り、洗って十分水気を除いて、天日で乾燥させたものが生薬になり、開花時に全草を刈り取り日干ししたものが民間薬「現之証拠」で、 ゲラニインなどのタンニンを多量に含みます。

ゲンノショウコを飲む場合、下痢の時は食後に温かいものを、また便秘の時は、薄めて冷たくして飲むと効果が良く出ます。

中国には日本のゲンノショウコはありませんが、ミツバフウロ、イチゲフウロ、キクバフウロ、などを老鸛草と称して、神経痛に使います。老鶴草(ろうかくそう)は、全草を筋骨増強、リューマチ、解熱、はれものに煎じて用いています。

ゲンノショウコの中国名に牛扁(ぎゅうへん)や牻牛兒苗(ぼうぎゅうじびょう)をあてましたが、これはキクバフウロとの誤用です。中国南部からヒマラヤ地域にかけて基本亜種が分布しています。下痢、便秘に使用するのは日本独特の使い方で、中国ではこのような症状には使用されていませんでした。

老鸛草(ろうかんそう)と称して、神経痛やリウマチによる筋骨の疼痛(とうつう)や麻痺(まひ)、打撲傷などの治療に使います。

同属の植物はすべてゲンノショウコと同じように使用することができる。たとえばイギリスに多いヒメフウロは赤痢の特効薬として民間で使われています。

日本薬局方では茎・葉をゲンノショウコ、その粉末をゲンノショウコ末という。若葉のころは、トリカブトやキンポウゲ類の有毒植物に似ているため注意するが、夏の開花期であれば花で確認できます。ゲンノショウコはドクダミ、センブリなどと共に、日本では古くからの三大民間薬の一つに数えられ、下痢止めの薬草として知られている。

優れた健胃・整腸作用を持ち、下痢、便秘、食あたり、慢性の胃腸疾患に効能があり、時間をかけて十分煎じることで薬効成分が抽出される。食中り、下痢、慢性の胃腸病、便秘に効き目があり、煎じる場合は、時間をかけて十分煎じる必要があります。

ゲンノショウコ茶は、整腸作用が強い健康茶として知られています。タンニンが、胃腸を整えてくれるためです。下痢にとても良い効果があります。タンニンを多く含み、下痢止め薬、整腸薬として単味で煎じ薬として利用され、漢方処方での使用はありません。民間薬として古くから各家庭で利用されてきました。

ゲンノショウコ茶20gに水600~700mlを加え、時間をかけて約2/3量になるまで煎じて、1日3回に分けて服用します。食あたり、下痢には半量にまで煎じた濃い方がいいです。

下痢のときは濃く煮だしたものを。便秘のときは薄めに抽出したものを飲みます。飲みすぎても便秘・下痢などの副作用がなく、優れた健胃整腸剤といえます。

下痢止めに1日量20グラムに、水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、温かくし、適宜2回に分けて服用します。

胃腸の弱い人は、お茶代わりに飲んでもよく、利尿の目的で使用するときは、10~15グラムを1日量として、0.5リットルの水を加えて、5~10分煎じ、3回に分けて食間に服用します。タンニンが豊富に含まれており抗菌作用や抗炎症作用があり健胃作用が期待されます。

口内炎には、ゲンノショウコ茶でうがいをすると効果があるといわれ、また扁桃腺などの喉の痛みの炎症も抑えてくれます。冷えた煎じ汁は、整腸薬となる。扁桃炎、口内炎、のどの痛みには、煎じ汁をうがい薬として使用することが知られています。

ゲンノショウコ10~12gを水500mlで10~15分とろ火で煎じたものを、茶代わりに飲みます。ハブ茶を先に入れて煎じ、あとからゲンノショウコを10~15g入れて10分程煎じる。にきび、のぼせにも効果があります。

高血圧予防には、ゲンノショウコ10グラム、ドクダミ10グラム、決明子(けつめいし)を少し炒ったもの5グラムを土瓶などで煎じて、お茶代わりに飲むとよく効くとされます。

女性の悩みの生理痛や生理不順にも良く、また冷えや膀胱炎の心配も解消してくれます。

ゲンノショウコ茶を浸した布を、直接炎症のあるところにつけることで、湿疹やかぶれ、カミソリ負けなどのお肌のトラブルに効果を発揮してくれます。

多量のタンニンとケルセチンを含有するので消炎、止血、収斂、殺菌作用をもち、大腸カタル、赤痢、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などに1日10~40グラムを煎じて服用する。

ゲンノショウコ100グラム、ヨモギ100グラムを混ぜて浴湯料として使ったゲンノショウコ風呂は、冷え性、しぶり腹に効くとされる。

ハーブティ・ゲンノショウコの美味しい飲み方

ゲンノショウコティーは、漢方薬のように飲みにくい味がすると思いがちですが、実際はそこまでクセはありません。

草の香りと苦みがありますが、とてもライトな飲み心地ですっきりと飲みやすい味になっています。

大人(15歳以上)は1日量約10gを、熱湯約600mlをもって煮て、水が約300ml~400mlになったらカスをこして取り除き、食前または食感に3回に分けて服用して下さい

ハーブティ・ゲンノショウコの口コミ

ゲンノショウコの苗を頂きありがとうございます。花もきれいです。花はちいさくてかわいらしいです。蔓のようなものが30cmくらい伸びているのをみました。

子どものころ薬草だといって祖母と探した懐かしいゲンノショウコです。近所でなかなか見られないので育てることにしました。よく増えるそうなので鉢植えにしようと思います。

日なたに植えてみました。つぼみも付いていてすぐ咲きそうです。ありがとうございました。

段ボールに投げ入れたとしか思えない状態で届きました。

ゲンノショウコに至っては画像のような状態で届きました。幾ら丈夫な種類といっても扱いがすごいですね。

ハーブティ・ゲンノショウコの取扱上の注意

ゲンノショウコ茶には副作用はほとんどないと言われています。
妊娠中、授乳中の方
治療中の病気がある方

ただし元々胃腸が弱いという方は、続けて飲むことは控えてください。

また効くからと言って飲み過ぎると 便秘の原因にもなってしまうので気をつけましょう。

ハーブティ・ゲンノショウコのおすすめブレンド

昔から薬草として使われてきたドクダミとのブレンドです。

ドクダミには主に血管を強化する力や毒素を排出する力があります。
ゲンノショウコの胃腸の回復効果の他に、高血圧予防効果などが期待できます。

飲みにくい場合ははちみつなど甘みを加えるといいでしょう。

エビスグサの種で作るハブ茶とのブレンド。
ハブ茶には、目の疲れを和らげる効果があります。

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