バスボム:ハーブを入れた手作りレシピ
はじめに:手作りバスボムの魅力
バスボムは、お風呂に入れるとシュワシュワと発泡し、香りや色を楽しむことができる入浴剤です。市販のものもたくさんありますが、自分で手作りするバスボムには、自分好みの香りや効能を選べる、添加物を気にせず肌に優しいものを作れる、そして何より作る過程そのものが楽しいという魅力があります。
特に、ハーブを配合したバスボムは、リラックス効果や美容効果が期待でき、お風呂の時間をより豊かにしてくれます。このレシピでは、初心者でも簡単に作れるハーブ入りのバスボムの作り方と、その応用についてご紹介します。
基本のバスボム材料
【準備するもの】
バスボム作りに必要な材料は、意外と身近なものばかりです。
- 重曹:200g
- クエン酸:100g
- コーンスターチ(または片栗粉):100g
- 植物油(ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、オリーブオイルなど):大さじ2
- 精油(お好みの香り):10~20滴
- 水:小さじ1~2(霧吹きで少しずつ加えるのがコツ)
- 型(製氷皿、シリコン型、プラスチック製バスボム型など)
- ボウル
- 泡だて器
- 計量カップ、計量スプーン
- ゴム手袋(肌が弱い方や、肌に直接触れる作業を避けたい場合)
【ハーブについて】
ハーブはその種類によって様々な効能を持っています。バスボムに加えることで、リラックス効果を高めたり、肌に潤いを与えたりすることができます。
- リラックス・安眠効果:ラベンダー、カモミール、パッションフラワー
- リフレッシュ・気分転換:ペパーミント、レモングラス、ローズマリー
- 肌のケア(保湿・鎮静):カモミール、ローズ、ネトル
ハーブは乾燥させたものを使用します。細かく刻むか、パウダー状になったものを選ぶと、バスボムに均一に混ざりやすくなります。ハーブの量は、バスボムの総量の1~2割程度を目安にすると良いでしょう。
ハーブ入りバスボムの作り方
【ステップ1:粉類を混ぜる】
まず、ボウルに重曹、クエン酸、コーンスターチを入れ、泡だて器でダマにならないようによく混ぜ合わせます。ここでのポイントは、粉類をしっかりと均一に混ぜることです。
【ステップ2:オイルと精油を加える】
次に、植物油と精油を加えて、全体に均一に馴染むように混ぜます。油分が多すぎると、バスボムが崩れやすくなるので注意しましょう。
【ステップ3:ハーブを加える】
お好みのハーブを加え、全体が均一になるように混ぜ合わせます。ハーブの粒が大きい場合は、少し細かくしてから加えると、バスボムの見た目も綺麗になります。
【ステップ4:水分を加えて固める】
ここがバスボム作りの一番の注意点です。水分は一度に加えず、霧吹きで少しずつ吹きかけながら混ぜるのが成功の秘訣です。霧吹きで数回吹きかけ、その都度よく混ぜます。生地が手に取った時に、握るとまとまるけれど、指で崩すとサラサラになる、お湿り気のある砂のような状態になればOKです。水分が多すぎると、重曹とクエン酸が反応して発泡し始めてしまうので、慎重に作業しましょう。
【ステップ5:型に詰める】
生地が程よい固さになったら、型にしっかりと詰め込みます。型にぎゅっと押し込むように詰めることで、バスボムが崩れにくくなります。型からはみ出た生地は、ヘラなどで平らにしておくと綺麗に仕上がります。
【ステップ6:乾燥させる】
型に詰めたバスボムを、風通しの良い場所で24時間~48時間ほど乾燥させます。完全に固まるまで、湿度の高い場所は避けましょう。乾燥したら、型からそっと取り出します。
ハーブ入りバスボムの応用・アレンジ
【ハーブの組み合わせ例】
ハーブは単体でも良いですが、組み合わせることでより多様な効果や香りを楽しむことができます。
- 「おやすみ前のリラックス」:ラベンダー+カモミール
- 「気分すっきりリフレッシュ」:ペパーミント+レモングラス
- 「肌を優しくいたわる」:カモミール+ローズ
【食用色素の活用】
バスボムに色を付けることで、見た目も華やかになります。天然由来の食用色素(スピルリナパウダー、ターメリックパウダーなど)や、バスボム用の色素を使用しましょう。加える際は、ほんの少量から様子を見ながら加えるのがポイントです。
【ドライフラワーのトッピング】
バスボムの表面に、細かくしたドライフラワーをあしらうと、さらに可愛らしく仕上がります。型に生地を詰める際に、表面にドライフラワーを散らし、その上から生地を詰めるようにすると綺麗に定着します。ただし、ドライフラワーを浴槽に直接撒き散らすのは、後片付けが大変になるため、バスボムの表面に飾る程度に留めるのがおすすめです。
【バスボムの保存方法】
完成したバスボムは、湿気を嫌います。乾燥剤と共に、密閉できる容器やジップロックなどに入れて、冷暗所で保管しましょう。湿気を吸ってしまうと、発泡力が弱まったり、カビの原因になったりします。
バスボムを使う際の注意点
手作りバスボムは、市販のものと比べて、刺激が少なく肌に優しいものが多いですが、いくつか注意点があります。
- 肌に異常が出た場合:使用中に肌に赤みやかゆみなどの異常が出た場合は、すぐに使用を中止してください。
- 浴槽への影響:ハーブや食用色素によっては、浴槽に色が移る可能性があります。特に、木製の浴槽や古い浴槽の場合は注意が必要です。使用後は、速やかに浴槽を洗い流すことをおすすめします。
- 精油の量:精油は、皮膚への刺激が強いものもあります。使用する精油の種類や濃度によっては、肌に合わない場合があります。初めて使う精油は、少量から試すようにしましょう。
- 排水溝への影響:ハーブの細かいカスなどが排水溝に詰まる可能性があります。心配な場合は、バスボムをガーゼやティーバッグなどで包んでからお湯に溶かす方法もあります。
まとめ
ハーブ入りの手作りバスボムは、自分だけの特別なリラックスタイムを演出してくれる、素敵なアイテムです。材料も比較的手に入りやすく、作り方もシンプルなので、ぜひ一度挑戦してみてください。ハーブの種類や精油の香りを変えることで、様々なバスボムが作れます。お好みの組み合わせを見つけて、心地よいバスタイムを楽しみましょう。
