ハーブティ・オリエンタルジンセングの成分と効果・口コミ

ハーブティー
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ハーブティ・オリエンタルジンセングの成分と効果・口コミ

 

ハーブティ・オリエンタルジンセングの成分

サポニン(ジンセノサイド/ギンセノシド群)、ビタミン類、アセチレン化合物(バナキシノール)など

ハーブティ・オリエンタルジンセングの効果・効能

高麗人参は古くから滋養強壮薬として利用されてきました。現在のように医療が発達していなかったため身体が本来持つ力つまり、自然治癒力を高めるという働きが大きかったのではないかという見方もあります。

オリエンタルジンセングは近縁種であり基本的には似た働きを持つとされるアメリカジンセングに比べ、作用が興奮系寄りである・循環器系への刺激が強いとする見方もあります。

現在でもジンセノサイドによって自律神経のバランスを整えたり・低血圧を改善する働きがあると考えられており、胃腸機能を含む体調を整えて活力を高める効果が期待されています。栄養吸収や新陳代謝が良くなることにも繋がるので、結果として滋養強壮や疲労回復をサポートしてくれるでしょう。

虚弱体質であったり体温・体力が低い方でなければ、アメリカジンセングやより穏やかなクコ・甘草・オートストローなどから試してからでも遅くはありません。

高麗人参は血行がよく元気な人が飲むと鼻血や頭痛などの副作用が出る・高血圧患者には適さないとも言われています。

精神的な面でもイライラなど興奮系の不調になる方なら、オリエンタルジンセングよりアメリカジンセングの方が適しているかもしれません。

オリエンタルジンセングは「アダプトゲン」と呼ばれるハーブの一つに数えられる存在であり、利用されてきた歴史の長さもあり東洋の代表的なアダプトゲンハーブとして紹介される事もあります。アダプトゲンというのは精神的緊張・不安・肉体疲労などのストレスに対する抵抗力をアップさせ心身のバランスを整える働きを持つものです。

ジンセノサイドには多くの種類がありますが、高麗人参には中枢神経に対して抑制的に働くものや反対に興奮的に働くものの両方が含まれていると言われています。この抑制系・興奮系のジンセノサイドがバランスよく働くことで、様々なストレスへの抵抗力を高めたり、乱れた神経系のバランスを整える働きが期待されています。

オリエンタルジンセングに含まれているジンノセサイドなどのサポニン類には殺菌・抗菌作用があります。

また免疫機能を司るナチュラルキラー細胞を活性化する働きがあるという報告もなされているため、殺菌作用と免疫力を高める働き両方から感染症予防に有効とされています。

オリエンタルジンセングエキスを毎日100mgを12週間摂取するという実験ではプラセボ摂取群に比べて高麗人参エキス摂取群には風邪やインフルエンザ罹患数が少なく、免疫機能を司どるナチュラルキラー細胞の活発化が見られた、などの研究報告があり、オリエンタルジンセングには免疫調節機能があるかもしれないと研究が行われています。

オリエンタルジンセングにはジンセノサイド群と呼ばれるサポニン成分が含まれており、生人蔘を水蒸気で蒸してから乾燥させた紅参であれば約30種類のジンセノサイドが含まれていることが報告されています。オリエンタルジンセングが貧血に良いと言われているのは鉄分や葉酸などを豊富に含んでいるという訳ではなく、赤血球の生成を促進する働きを持つらしいからです。

ジンセノサイドもしくは他どの成分の働きかけであるかは解明されていないので信頼性はありませんが、アダプトゲンとして体全体の機能を整えることで赤血球生成促進に繋がるかもしれません。

血流改善に関しては中枢神経系への働きかけを持つとされるジンセノサイドによって自律神経のバランスが整うこと、血小板凝集を抑える働きにより血流を改善するなどの働きが考えられます。低血圧や循環不良の改善には効果が期待できる可能性はあるでしょう。

オリエンタルジンセングは低血圧だけではなく貧血・血行不良に起因する冷え性やめまい・だるさ・倦怠感・肩こりなど様々な不調の軽減にも使われていました

オリエンタルジンセングには自律神経バランス調整や新陳代謝向上も期待されているので、合わせて冷え性や血行不良による不調緩和に効果が期待できるでしょう。貧血に良いとされるのも血液を作るだけではなく、血液循環を整えてくれる機能もあるからかも。

アダプトゲン、鎮静、興奮、強壮、自律神経調整、抗血液凝固、免疫力向上、抗酸化、ストレス抵抗力アップ、滋養強壮、疲労回復、血行不良、低血圧、冷え性、風邪・インフルエンザ予防、老化予防、生活習慣病予防、肥満予防、美肌

ジンセノサイド
オリエンタルジンセングの中で、最も効果が大きく、多岐に渡った効能を持っている成分です。

ストレスに強くする
体の疲れを取る
胃腸を健康にする
インフルエンザなどの感染症にかかりにくくする
血行を良くし、低血圧や冷え性を治す
血液をきれいにし、生活習慣病を予防する
肌を若々しく保つ
太りにくくする
など、多くの効果が期待できます。

ビタミン類
体の健康を維持するのに必要な成分です。
オリエンタルジンセングには、ビタミンCやビタミンB2などが含まれています。

マグネシウム
ミネラルの一種で、健康な骨や歯を作るのに必要な成分です。

カリウム
これもミネラルの一種です。
体の水分バランスを正常に保ったり、筋肉の動きを助けたりといった働きがあります。

アルカロイド
人間の体本来の自然治癒力を高める効果がある成分です。

アミノ酸
人間の体を作るために必要不可欠な、たんぱく質のもとになる成分です。

ナトリウムの摂り過ぎを防ぎ、高血圧を予防する
筋肉の動き方を正常にする
体の水分バランスを整え、むくみを予防する
などといった効果が期待できます。
ジンセノサイド 滋養強壮
アルカロイド 体の自然治癒力を高める
アミノ酸 筋肉増強
ビタミン類 老化を防ぐ、傷を治す
マグネシウム 丈夫な骨や歯の形成
カリウム 高血圧予防
アプトゲン、滋養強壮、新陳代謝促進、鎮静など

ハーブティ・オリエンタルジンセングの美味しい飲み方

 

小さじ1杯分のオリエンタルジンセングをティーポットに入れます。

お湯を注ぎ入れたら、フタをして蒸らします。

蒸らし時間は好みもありますが、2分~5分程度です。

茶こしを通してカップに注いで出来上がりです。

単体では飲みにくいという方は、はちみつなどを加えてまろやかにするといいでしょう。

基本の煎じ方 水500mlに対し、高麗人参10gを入れ、沸騰させます。

弱火にして、2~3時間かけてじっくりと抽出させます。

カップに注いで出来上がりです。
オリエンタルジンセングの味に慣れないうちは、はちみつやレモンを加えてみましょう。

ハーブティ・オリエンタルジンセングの注意点・副作用

オリエンタルジンセングティーには、基本的に注意すべき副作用はありません。副作用がないことでも重宝されてきたハーブなのです。

ただし元々健康な人が飲むと、効き目が強すぎて鼻血が出たり頭が痛くなったりといった症状が出てしまうことがあります。
血流を良くする効果もあるので、高血圧の方は控えましょう。

オリエンタルジンセングには強力な滋養強壮効果があります。小さな子供に飲ませるのは避けた方が良いとされています。

以下に当てはまる方はご注意ください。

妊娠中、授乳中の方
治療中の病気がある方
薬を服用中の方
急性的な症状、高血圧の人は飲用しない。

ハーブティ・オリエンタルジンセングのおすすめブレンド

麦茶とのブレンド。麦茶の割合を多くすると、すっきりして飲みやすくなります。初めてオリエンタルジンセングを飲む方におすすめです。

ウーロン茶とのブレンドです。味の濃いウーロン茶が、オリエンタルジンセングの独特の味を飲みやすくしてくれます。
初めてオリエンタルジンセングを飲む方におすすめです。

乾燥なつめを加えて煮詰めるのがおすすめです。