ハーブティ・アメリカンジンセングの成分と効果・口コミ
ハーブティ・アメリカンジンセングの成分
サポニン(ジンセノサイド/ギンセノシド) アセチレン化合物、精油、多糖類など
ハーブティ・アメリカンジンセングの効果・効能
滋養強壮作用(疲労回復・精神改善など)、鎮静作用、解熱作用、血糖・コレステロールの低下、免疫機能活性化、咳や痰を抑える、
体液補給作用、眼精疲労の回復
普段の生活や仕事におけるストレスの軽減に。
免疫力向上・風邪予防
アメリカジンセングに含まれているジンノセサイドなどのサポニン類には殺菌・抗菌作用があります。免疫機能を司るナチュラルキラー細胞を活性化する働きがあるという報告もあり、殺菌作用と免疫力を高める働き両方から感染症予防に有効かも知れません。
サポニンの中には気管の分泌液の生成を促し、鎮咳去痰薬のように働くものもあります。アメリカジンセングのサポニン類については分かっていませんが、ネイティブアメリカンが風邪や喘息の治療に利用していたこと・似た成分組成の高麗人参に風邪やインフルエンザなどの感染症予防効果が報告されていることから、風邪予防や呼吸器系の症状軽減にも有効である可能性が高いと思います。
ストレス対策に
アメリカジンセングは「アダプトゲン」と呼ばれるハーブの一つです。アダプトゲンとは体に悪影響を与える様々な事象に対しての抵抗性を高める働きとされており、大まかにはストレス抵抗力を高めることで心身のバランスを整える働きのこと。高麗人参やアメリカ人参(アメリカンジンセング)などはアダプトゲンの1つです。
似た働きを持つとされる高麗人参とアメリカジンセングですが、高麗人参が微温性で興奮系寄りの“陽の人参”、アメリカジンセングは微涼性で鎮静寄りの“陰の人参”とも称されています。この性質からアメリカジンセングはより人間関係やデスクワークなどによって生じる精神的ストレスの軽減に適しているとも言われています。イライラや興奮を鎮静することで集中力アップにも良いという説もあります。
抗酸化・アンチエイジングに
アダプトゲンと呼ばれるハーブの特徴として、抗酸化作用を持つ物質を含んでいることが挙げられています。アメリカジンセングで言うとサポニン(ジンノセサイド)で、期待されている様々な働きの中には活性酸素の働きを抑制するというものもあります。活性酸素による身体の錆び付きを抑えるアンチエイジング効果が期待できますし、過酸化脂質の生成を防ぐことでスムーズな血流の保持・動脈硬化予防にも役立つでしょう。
滋養強壮・疲労回復に
アメリカジンセングや高麗人参のアダプトゲン効果はサポニン配糖体の一種であるジンノセサイド(ギンセノシド)が関係しています。ジンノセサイドは自律神経のバランスを整える・低血圧を改善するなどの働きも期待されていて、活力を高めることに繋がると考えられています。高麗人参は滋養強壮や疲労回復に良い生薬として古くから重宝されていたのもこうした働きがあるからです。
アメリカジンセングもジンノセサイドを含むハーブのため、同じ効果が期待されています。アメリカジンセングは鎮静・冷却の方向に向いているとされるため、特に体力・体温が高い方に向いていると言われています。即効性は高麗人参に劣りますが、適度に冷却しながらバランスよく補強してくれる働きが期待されています。このためアメリカジンセングが継続利用に適しているかも知れません。
そのほか期待される作用
脳機能アップ・認知症予防
高麗人参やアメリカジンセングに含まれているサポニン配糖体の一種ジンノセサイド(ギンセノシド)には、脳内の受容体を刺激することで脳機能を活発化させ、加齢に伴って起こる認知機能の低下を予防する効果が期待されています。
アメリカジンセングには学習能力を向上させるジンセノサイドが高麗人参よりも多く含まれている、という説もあり脳機能向上や認知症予防により高い効果が期待されています。
風邪予防
アメリカンジンセングに含まれているサポニンには、殺菌・抗菌作用、咳、痰を抑える効果があります。
免疫力を高める効果から風邪の予防や呼吸器系の症状軽減にも役に立つと考えられています。
夏バテ対策
アメリカンジンセングは、体温を下げ疲労回復に効くことから夏バテにも効果があるといわれています。
糖尿病予防
2型糖尿病患者を対象にした研究の結果で、甘い飲み物(糖度の高い飲料)を飲んだあとにアメリカンジンセングを服用すると血糖値の上昇が少なかったことから糖尿病予防にも効果が期待されています。
がん予防
アメリカンジンセングは抗ガン作用があり、腫瘍の増殖を阻害することができると多くの研究結果が出ています。
免疫機能活性化作用で直接がん細胞を攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させるという報告もあります。
ハーブティ・アメリカンジンセングの美味しい飲み方
味と香り
ニンジンの香り。はっきりとした甘みと苦味がある。
飲み方
水500mlに対して茶葉小さじ1杯を10分間ほどお好みで煮出します。
人参の甘みと、少し苦味があります。やや苦手と感じる方は、ハチミツやレモンを入れると飲みやすくなります。
アメリカンジンセングティーは基本的には、根の部分を使用します。
基本的な作り方
煮出す場合は、水500mlに対して小さじ1杯分を入れて、10分程煮出します。
もしくは、ティーカップ1杯(150~180ml)のお湯に対してティースプン2杯ほどを入れて5分ほど蒸らしてから飲みます。
ハーブティ・アメリカンジンセングの口コミ体験談
集中力が増したり、記憶力がアップしたりという効果をアピールしているサプリとしては、DHAとイチョウ葉は既に有名で、どちらも飲んで資格試験の勉強をしたこともあります。効果があったのかどうかは分かりませんが、とれあえず試験には受かりました。
アメリカ人参という名前は、朝鮮人参は知っていても、こちらは初めて聴くものでした。西洋人参とも言うそうですが、少なくとも野菜として食べるオレンジの人参とは別物な薬用人参のようです。普通の人参はセリ科ですが、こちらはウコギ科の薬用植物だそうで、ウコギ科というのは、有名なところでは、ウドやタラノキの仲間のようです。
そもそも朝鮮人参もこの科になり、つまり山菜として食用・薬用とされるものが多いのでしょう。
アメリカ人参の効能としては、「余分な熱を冷まして体に潤いを与える」というのがありました。
もともと、さえてないのですが、諸事円滑にはアタマに入らないことが増えておりまして。。。
けど頭脳労働もしないとでして、使わせてみていただきました。
ハーブティ・アメリカンジンセングの注意点・副作用
妊娠中・授乳中の方は使用を避けましょう。
医薬品を服用中の方、肝機能・腎機能障害のある方は自己判断での使用を控えましょう。
血糖値に影響を与える可能性がありますので、糖尿病の方は医師と相談のうえで利用して下さい。
作用が強いため妊娠中・授乳中の人は避けたほうが無難でしょう。
身体の冷えが強い人も避けてください。
血糖値や血圧に影響を与えることがあるので、糖尿病や高血圧の人は医師に相談のうえ利用したほうがいいでしょう。
その他薬を内服している人も医師に相談して利用したほうがいいとされています。
ハーブティ・アメリカンジンセングのおすすめブレンド
アメリカンジンセング+ハチミツ 苦味が苦手な方は甘みをつけるのにハチミツ。栄養を与えてくれ、殺菌効果もあるので夏バテや風邪のときなどに。
アメリカンジンセング+レモン レモンのさっぱりとした酸味がアメリカンジンセングティーに合い、飲みやすいので。
ハーブティ・アメリカンジンセングの利用法
基本的にはお湯を注いで、ハーブティーとして飲むのが一般的です。
ストレス緩和や強壮作用以外にも、解熱作用があることから、熱射病の手当てとしても利用されています。
他にも、二日酔いを楽にする働きもあります。