ハーブティ・クチナシの成分と効果・口コミ
ハーブティ・クチナシの成分
クロシン
マンニット
ガルデノシド
ゲニポサイド
クロチン
フラボノイド
脂肪油
ゲニポシジン酸、α-クロシン
イリドイド
黄色色素
果実にはカロテン、イリノイド配糖体のゲニポシド、ゲニポシド酸、フラボノイドのガーデニンや、精油などを含んでいる
ハーブティ・クチナシの効果・効能
カロテンはプロビタミンAとも呼ばれ人間の体内で吸収されてビタミンAに変化する。
果実にはカロチノイドの一種・クロシンが含まれ、乾燥させた果実は古くから黄色の着色料として用いられた。
同様に黄色の色素であるゲニピンは米糠に含まれるアミノ酸と化学反応を起こして発酵させることによって青色の着色料にもなる。
クチナシは中国ではサンシシという名で古くから漢方薬として用いられています。消炎、鎮静、利尿、不眠、精神不安などの改善として利用されてきたようです。
江戸時代に疲労回復や防腐効果を期待して、旅人達に利用されてきたという歴史があります。
クチナシの実は山梔子(さんしし)と呼ばれていて漢方薬として使われています。効能としては消炎、解熱、鎮静、止血などがあげられていて、黄疸や目の充血、喀血などに用いられます。
クチナシ茶に含まれるゲ二ポサイド・クロチンの胆汁の分泌を調整する働きによって肝炎の改善に効果があると言われています。
クチナシ茶に含まれるフラボノイドには抗酸化作用があり老化を予防する働きもあります。
クチナシ茶に含まれるゲ二ポサイド(イリドイド配糖体)には鎮静作用があるためにより、不眠の解消が期待できます。
クチナシ茶に含まれるゲニポサイドには血圧降下作用があるため高血圧の防止・予防に役立ちます。
打撲、腰痛、血圧安定、解熱、消炎、止血、利尿、むくみ
ゲニポシド 抗炎症作用、胆汁分泌促進
ゲニポシド酸 血圧降下作用、血流改善、コレステロール抑制
クロシン 記憶力向上、睡眠の質改善、ガン予防
クロセチン 眼精疲労の緩和、血流改善
ゲニポシド
これは植物が作り出すイリドイドという二次代謝物の一種です。さらに糖と結合することで配糖体として存在しています。
クロシン
これは天然カロチノイドという色素成分の一種です。記憶力を高める。ガンを予防する
クロセチン
こちらもクロシンと同様、カロチノイド色素の一種です。目のコリをほぐして眼精疲労を緩和する。血の巡りを良くして肩こりを和らげる
ゲニポシド酸
この成分もゲニポシドと同じくイリドイド類に属しています。副交感神経を刺激し、血管を広げる作用があります。
また副交感神経が優位になるということでリラックス作用や鎮静作用も期待できます。
不眠症の改善や化膿止め、利尿作用、止血効果があるため、鼻血や血便、血尿に良いでしょう。不眠改善の効果は科学的にも実証されています。
おせちの栗きんとんでお馴染みのクチナシは、中国、台湾、日本では静岡県以西で沖縄県まで分布しています。
花を咲かせ庭木としても育てやすく、造園ではポピュラーな植物です。古来より実を乾燥させたものが染料などに、体の熱を冷ます生薬としても利用されています。シミやソバカスを薄くする紫外線対策としても効果があり、美容に嬉しい効能を持ちます。
ほてった体やイライラ、暑さによる倦怠感に効果があるとされ、胃痛止めや胃潰瘍の改善に利用されています。
クチナシという言葉が「口無し」を連想させ、「就職口が無い」などと、縁起をかつぐ人には嫌われたクチナシですが、最近では八重咲のオオヤエクチナシの場合、祝い事の席に飾られるようになっています。
クチナシの色素成分クロセチンはβ-カロテンの仲間で、分子が小さいため栄養が素早く吸収されるのが特徴です。
目の毛様体筋に直接働きかけ、筋肉の緊張を緩和し、酷使した目の改善、加齢による目の健康の向上にも効果が期待できます。
くちなしの実の黄色い果実は食品の着色だけでなく、染め物に使ったり薬用として使ったりという用途もあるようです。くちなしの実は香りもほとんどありませんが、味もほとんどしません。
精神安定、消炎、解熱作用があり、鼻血、黄疸、各種の炎症、精神不安、不眠、目の充血、耳鳴り、声がれなどに用いる.粉末は打撲や捻挫に小麦粉や卵白と混ぜて外用する.漢方処方では、茵蔯蒿湯、黄連解毒湯、加味解毒湯などに配合される。
民間薬としての利用も多く、口内炎に直接塗布したり、打撲や挫傷に黄柏末と混ぜて酢で練り、湿布薬として用いたりします。
くちなしの実は、血流を良くしたり、肩こりを和らげたり、さらに目にも良いと言われています。血圧降下作用や抗炎症作用、鎮痛などの効能もあります。これは、黄色の色味の元になっている、クロセチンという物質によるものです。
くちなしの実は体を冷やしてしまうこともあるようです。冷えが気になる方はあまり多くを摂らない方が良いかもしれません。
ハーブティ・クチナシの美味しい飲み方
ケトルや小鍋に、水600ccを沸騰させます。
そこへクチナシの実3個を投入し、弱火にして3〜5分煮出します。
鮮やかな色が出てきたら火を止め、カップに注いで出来上がりです。
注意点としてクチナシティーは保存がききません。
煮出す場合
やかんにクチナシの茶と水600mlを入れ火にかけます。
沸いたら火を弱め5分~7分ほど煮詰めてから飲みます。
急須で淹れる場合
急須にクチナシの茶葉をいれ熱湯を注ぎます。
5分ほど蒸らしてから飲みます。
クチナシはベルベットのような花びらと芳香が特徴です。秋につける赤い実は漢方でも古くから利用されています。
クチナシ茶はまろやかでやや苦みのある味です。
血圧が高めの方、リラックスしたい方、神経が高ぶって寝付けない方などにおすすめの健康茶です
ハーブティ・クチナシの口コミ評価
くちなしのクリーミーな花の香りというよりは、生花の青っぽさを感じます。それほど強く香りません。
ジャスミン茶よりは好き嫌いが別れそうな感じです。
抽出時間が長いと渋味が出てしまいます。
くちなしと分かってて飲む分にはいい気分になれそうです。
お茶とはもっと香りで感動できるものだと思います。茶葉の量など工夫して美味しくいただく方法を考えたいと思います。
クチナシの香りの中国茶があるのを知り、検索して辿り着きました。ふんわりと柔らかな香りでとても飲みやすかったです。
クチナシの香りは初めて飲みました。すごく香るというわけではなく、飲みやすすかったです。ほかの香りも試したいです。
大変よい匂いのお茶で飲む度に気分がくつろぎます。熱いお湯でささっと淹れたのを冷まして飲むのが一番香りを感じる気がします。
芋ようかんに使いました。砕いてティーパックに入れて使いましたが予想より色が出ませんでした。
くちなしの実をお店で探したのですが、お正月の季節商品扱いで何処のお店にも有りませんでした。
一年ほど前から、全身に原因不明の湿疹が出てしまい、皮膚科に通っても全く治らず、激しい痒みに苦しんでいました。クチナシの実には消炎、かゆみ止めの効果があると本で読み、少しでも効果があればと期待を込めて。
結果として、今まで試してきた物の中では一番効果がありました。特に患部に煎じたお茶を塗ると、スッと痒みが治まります。
症状も改善されてきたのを実感しているので、これからも飲み続けようと思います。
ハーブティ・クチナシの注意点・副作用
クチナシティーは、血圧が低い方は注意が必要です。
血圧を下げる作用で、さらに血圧が低くなってしまう恐れがあるためです。
クチナシ(サンシシ)を含む漢方薬を長期に飲み続けた際に、大腸に異常が現れたという例があります。
クチナシ茶を胃腸が弱い人が連用すると食欲不振や胃もたれ、胃痛などを引き起こすことがあります。
長期に渡り連用することによって腸管膜静脈硬化症を引き起こすことがあります。
腹痛や下痢、悪心、便の潜血などの症状が出たらクチナシ茶を利用していることを医師に相談しましょう。
ハーブティ・クチナシのおすすめブレンド
麦茶やほうじ茶の香ばしさが、断然飲みやすくしてくれますよ。
煮出しタイプの麦茶であれば、クチナシと一緒に煮出すことができます。