ハーブティ・あまちゃづる茶の成分と効果・注意点

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ハーブティ・あまちゃづる茶の成分と特徴・歴史

 

ハーブティ・あまちゃづる茶の成分

アマチャヅル茶は、ウリ科アマチャヅル属のツル植物「アマチャヅル(甘茶蔓)」の茎や葉を乾燥させて作る健康茶です。アマチャヅル茶と「甘茶」は違うものです。原料であるアマチャヅルは、中国でも古くから「七葉胆」と呼ばれ、薬草として使われていました。

アマチャヅル茶の主成分
・サポニン
・ゲルマニウム
・ステロール
・糖質
・色素
・フラボノイド

アマチャヅルの中には、サポニンという成分が多く含まれています。アマチャヅル茶のサポニンは、高麗人参のものと同じなんです。なので以前のブームでは、高価な高麗人参でなくても、同じ効果が得られるということが主な理由で起きました。

サポニンとは、植物の根や葉、茎などに広く含まれている配糖体の一種で、水や油に溶けて泡立つ特性を持っていて、渋みや苦味となる成分です

ハーブティ・あまちゃづる茶の効能・効果

アマチャヅル茶の主な効能としては、以下のようなものが知られています。

・アレルギー
・動脈硬化の予防
・肝臓障害の予防
・利尿作用
・強壮、強精
・イボ取り
・胆石
・胃腸病の予防

またアマチャヅル茶は美容や心の健康にも効き目があります。

具体的にはデトックス効果によるダイエットや美肌づくりの促進や、ストレスの緩和。特にストレスに関しては、アマチャヅル茶に含まれているサポニンが優れた鎮静作用をあらわします。

サポニンには神経の興奮やストレスを鎮める効果があり、特にストレスが原因の胃痛や胃潰瘍をはじめ、動脈硬化、高血圧、ガン、糖尿病などに対しての予防効果が確認されています。

サポニンには、肝機能を改善し、善玉(HDL)コレステロールを増加させて、悪玉(LDL)コレステロールを減少させる働きがあります。また、アマチャヅルに含まれるステロールにも血中コレステロール値を低下させる働きが期待されています。

さらに肝臓や肺、子宮ガンの予防、十二指腸潰瘍の予防、神経痛の予防、老人性慢性気管支炎の改善、老化の防止、また生活習慣病の予防などに効果を発揮するといわれています。

また、アマチャヅルには、コレステロール値を下げる効果や血管拡張作用などがあり、高血圧の予防、老化防止などのアンチエイジング効果やダイエット効果が期待できる成分です。

アマチャヅルに含まれるジンセノサイドというサポニンは、薬用人参とほとんど変わらない成分ではありますが効果は確認されていません。あまちゃづるに含まれるサポニンハは数十種類といわれ、現在も研究が続けらてている様です。サポニン以外には、ゲルマニウムやステロール、フラボノイドなどが有効成分として含まれています。

ハーブティ・あまちゃづる茶の美味しい飲み方

日干しした茎葉を煎じて服用するか、軽く炒ったものを煮立ててお茶代わりにする使い方がされるほか、乾いたものを焼酎に漬け込み薬用酒として利用されています。

アマチャヅル茶は産地によって味が若干異なるという特性があります。よって、自分が好む味のものを選ぶということが大事になります。いくら体にいいからといっても、不味いものは長続きさせることができません。

さわやかな甘味が特徴ですので、お子様から年輩の方まで、家族の健康維持ドリンクとして飲めます。

アマチャヅルは、手軽に栽培できるため、成長した葉を刻んで天日干しにするだけで簡単にアマチャヅル茶をつくることができます。

種類によって甘い葉と苦い葉があり、苦い葉の方がサポニンを多く含んでいます。ほのかな甘みのある飲みやすいお茶ですが、苦い葉もありますので、濃さを調節する必要があります

急須に、あまちゃづるをいれ、ポットのお湯を注いで、お好みの濃さで、飲んでください。 冷蔵庫で冷やして、爽やかな冷涼飲料としても楽しめます。

急須にティーバック1袋と熱湯を入れ、3~5分を目安に蒸らしてお飲み下さい。

茶水色が出るまで飲めますが、だいたい3~4杯分(500~700㏄)できます。お湯に茶葉を入れたままにすると、えぐみが増しますので、作ったら急須から出し切るか、茶葉を取り除いて下さい

ヤカンか鍋に、ティーバック1袋と600~800㏄の水を入れ、蓋をして中火で温め 、沸騰直前で、とろ火にし、3~5分煎じた後、ティーバック入りを取り出して、お飲み下さい。

独特のえぐみがありますので、慣れないうちは、煎じる時間を短くして、薄めに作って下さい。

妊娠中の使用には危険性が示唆されており、使用は避けた方が良いでしょう
日本産は外国産に比べて若干割高になります。また、生薬がそのまま袋に入っている場合は安く、ティーパックに小分けされているものは高いという傾向にあります。外国産も日本産もそれほど品質に差はありません。

その名のとおり甘味のあるお茶です。イライラしたり緊張やすい方、くたびれ感が気になるときなど、健やかな毎日のためにどうぞ。

リラックス効果や咳止め作用などすぐに効果を得たい場合には食前や食間などの空腹時に利用するようにし、逆に老化防止や毛細血管の強化、高血圧予防など体質改善としてじっくり用いる場合には、食後に利用するようにすると効果的です。

胃腸が弱いという方はアマチャヅル茶の刺激が胃痛や下痢などを引き起こすことがあるので、空腹時ではなくお腹に何か入っている時に利用するようにすると症状を緩和させることができます

1リットルに対してアマチャヅル茶葉大さじ1~2杯をやかんに入れ、火にかけます。沸騰したら弱火で7、8分煮詰めると出来上がります。急須の場合は、アマチャヅル茶葉大さじ1~2杯に熱湯を注ぎ、好みの濃さで味わいます。

ハーブティ・あまちゃづる茶の口コミ体験談

家族全員お気に入りのお茶になりました。

品質はいいと思います。苦いけど甘い。自分の知る限りでは、他のお茶でこういう物は無いです。リコリスティーが近いけど、あまちゃづる茶に比べると下品。これは体に良いのに癖になる。

アマチャズルは民間療法では口内炎の処方薬かわりに昔から利用されているようです。実際、服用したところ市販薬より効果があります。個人の体質によるところもあるかもしれません。

飲みすぎる日々が続くとき、合間にこれを飲むと、また酒がうまくなる。体の臓器に効能があることを感じている。何が美味いかは体調が決める。体調は舌の味覚に現れる。

主人は緑茶を飲むと胃の調子が悪くなると言って飲みません。麦茶の匂いも嫌いでミネラルウォーターを飲んでいました。あまちゃづる茶は胃に良いと聞きました。

価格帯の安い商品でしたが、大変満足しております。。胃にやさしく匂いもなく美味しいです。

あまちゃずる茶は甘いお茶ではないですよね 美味しく頂いています

ハーブティ・あまちゃづる茶の注意点・副作用

アマチャヅル茶に含まれているサポニンには、消化器系の粘膜を刺激するという作用があることから、人によっては吐き気や下痢、腹痛、腹鳴りなどの症状を引き起こすことがあります。これらの症状が出た場合には服用をやめるか、様子を見ながら続けるようにします。
慢性疾患によって処方薬を服用している場合には、各種医薬品と相互作用を起こすことがあるので、アマチャヅル茶を用いる前に主治医や薬剤師と相談してから用いるようにします。

アマチャヅルを短期間で摂取する場合、適量であれば基本的には安全性の高いハーブです。

粉末のアマチャヅルは、アレルギーを発症させる恐れがあるという報告もされているため、利用する際には十分に気を付ける必要があります。アレルギーを引き起こした場合、倦怠感や発熱、発疹、手足の痛みなどを発症する可能性があります。