ハーブティ・エキナセアの成分と効果・口コミ
ハーブティ・エキナセアの成分
多糖類(アラビノガラクタン、イヌリン)
フェノール類(クロロゲン酸、チコリ酸、シナリン、エキナコシド)
フラボノイド類(ニコチフロリン、ルチン)
アルカミド類(エキナセイン/イソブチルアミド誘導体)
精油など
ハーブティ・エキナセアの効果・効能
毒ヘビに噛まれたとき体内から毒素を排出してくれる作用があったことから、感染症などを撃退してくれると言われています。
エキナセアの最大の効能といえば免疫力のアップです。体力が落ちているときにはお勧めです。
炎症反応のときに働きかけるインターフェロンを増殖させてくれるので、花粉症やアレルギーの緩和に効果があると言われています。
ネイティブ・アメリカンの万能薬として、歯痛や頭痛のときに用いられたりしており鎮痛作用があるとのこと。
エキナセアは抗ガン作用やインフルエンザの予防にも効果的と言われています。
汗をかいて発汗作用があるので体内の老廃物を出す作用がありデトックス効果が期待できます。
アメリカの国立生物工学情報センターによれば、他の薬草などと比べるとエキナセアの歴史は比較的浅く、考古学的にエキナセアが薬草として使われていた証拠は18世紀頃だとされています。
エキナセアの原種は北米にその端を発しており、先住民族インディアンには、あざからやけど、虫刺され、歯痛、喉の炎症、鎮痛剤、咳、腹痛、そして蛇に噛まれた時など効果・効能があるとされ、幅広く用いられていました。
エキナセアに含まれる物質には、抗菌、抗ウイルス作用もあります。これが体内に侵入した風邪やインフルエンザの菌を沈静化させる効果があると考えられており、上気道感染症や膀胱炎・尿道炎といった泌尿器系の感染症や、ヘルペスなどのウイルス感染症、カンジダなどの真菌症の治療に使用されます。
免疫を活性化させる多糖類、糖たんぱく質、揮発油フラボノイド類など数々の物質が含まれています。これらの物質は免疫情報をリンパ球に伝える役割を果たすマクロファージの増殖と活動を活性化させ、リンパ球の働きを促進させる効果があるようです。サイトカイン(インターフェロン、インターロイキン)の生成も促すため、エキナセアは免疫力アップの効果・効能があると期待されているのです。
実生活においてエキナセアを使用した場合、ウイルスにより誘発された炎症作用が軽減されます。風邪やヘルペスなどのウイルスにより引き起こされた炎症を抑えるのにも役立つと言われています。こうした抗菌作用や消炎作用から、エキナセアは皮膚疾患の回復にも効果・効能が期待されています。
飲用して免疫力を上げる作用を含んでいるハーブとして用いることのできる品種は限られており、アングスティフォリア、パリダ、パープレアの3種のみです。園芸種も多数ありますので、調べたうえでハーブティーをお楽しみください。1杯飲んだからすぐさま免疫力が上がるというような速効性はなく、じわじわと身体に作用していきます。体調管理にハーブティーを活用してみたい場合には、1日1~3杯を1か月続けることから始めましょう。地上部と根の部分を乾燥させたエキナセアは、ハーブティーとして販売されており、ハーブ専門店・インターネット通販などで購入可能です。
湿気の多い日本の一般家庭で上手においしいドライを作ることは、残念ながら難しいかも知れません。「まずい」「我慢して飲む」という経験をしてほしくないのです。ハーブに含まれる有効成分を効果的に抽出するには、ドライハーブのほうが優れています。エキナセアが持つ免疫力を向上させる働きが注目されています。
ハーブティーにする場合、軽く洗ってフレッシュのまま使用するか、もしくは1週間ほど干してドライになったものを使用します。
人には生まれながらにして持っている自己治癒力というものがあります。転んで血が出ても、かさぶたになり治癒する等。
ハーブと呼ばれるものには、この免疫力を高める作用がある種類が多くありますが、エキナセアはその中でも特におすすめです。
この力は誰にでも備わっていますが、年齢と共に衰えてしまったり、ストレスや生活習慣・環境の変化などで、自己治癒力が弱まってしまいます。それを高めてくれる作用を持っているのが、エキナセアなのです。昨今の新型コロナウイルス対策においても、免疫力をあげておきましょう、とよく言われますが、風邪やインフルエンザなども、免疫力が低下しているとかかりやすくなりますよね。
エキナセアは、多糖類や糖タンパク質、揮発油、フラボノイド類など、さまざまな免疫賦活作用を持った有効成分が含まれていて、体内に入った悪い異物と闘う環境を整えてくれます。マウスでの実験で、インフルエンザAウイルス感染に対する予防効果も認められているそうです。
免疫賦活作用に加え、抗菌・抗ウイルス・消炎作用もあります。気管支や泌尿器などの感染症の予防にも役立ってくれます。
ハーブティ・エキナセアの美味しい飲み方
乾燥エキナセア3gに対し熱湯150〜180mLで3分蒸らせばでき上がり。
薬効を高めたい場合は、お湯を増やして、10分ほど煮出してもOK。飲みにくい場合は、レモングラスやペパーミントなどのハーブとブレンドするか、はちみつや生姜を入れて飲むのもよいでしょう。
ハーブティーなどの内服にも、チンキ剤として外用にも利用されるエキナセア。特にエキナセアティーの葉は、最近インターネット通販でも簡単に購入することができるようになりました。
6〜9月の花盛りの時期に地上部を丸ごと刈り取り、収穫します。吊るして乾燥保存をしておきましょう。根っこは、花が終わった秋口に掘って収穫します。きれいに洗って陰干しで乾燥させておきます。
エキナセアの使用方法として一番ポピュラーなのがハーブティーです。
ドイツ連邦保健庁の専門委員会の1つであるコミッションEによれば、エキナセアティーは乾燥させたエキナセア約1gに対し熱湯150〜240mLで10〜15分抽出するのが良いとされています。
推奨量は、1日5〜6回です。冬にははちみつや生姜を入れてもいいでしょう。
ハーブティ・エキナセアの口コミ体験談
私は1年を通して、エキナセアをハーブティーとして飲んでいます。以前は風邪をひきやすく、体調不良に悩まされていましたが、エキナセアなどのハーブティーを毎日飲むようになってからは、風邪をひくことがなくなりました。
対応も丁寧で早く、お茶もとても美味しいです。
試しにひとつ買ったらとても飲みやすく、瞬く間になくなったので、追加でまた注文中です。急須でお湯をつぎたして飲んでいるのですが、1パックにつき3〜4杯は飲めるので、とてもお得感があります。
ティーポットでハーブティーのように飲んでいる。
このお茶を飲む様になってから体の調子も良く、今までより動かまわる様になりました。また風邪や体調が悪い時に回数を増やして飲むと、次の日には良くなっている事が多いです!
授乳中の風邪予防目的で買いました。飲みやすくて美味しかったです
ハーブティ・エキナセアの注意点・副作用
副作用が無いとされるエキナセアですが、エキナセアはキク科のため、まれにキク科の植物にアレルギーを持つ人が発疹や喘息、アナフィラキシーといったアレルギー反応を起こしてしまう場合があります。ブタクサや菊、マリーゴールドなど、ヒナギク科の植物にアレルギーがある方は、副作用としてエキナセアにもアレルギー反応を起こしやすいようです。
妊婦の方のエキナセア摂取による胎児の奇形やその他の妊娠に対する悪影響は研究から見つかっていません。
エキナセアには免疫系に作用する物質が含まれています。理論上、進行性の全身性疾患(結核、白血病、膠原病、多発性硬化症、AIDS、HIV感染やその他の免疫疾患)の方へはエキナセアを使用しない事とのことです。
小さいお子様のいるご家庭では保管場所・摂取量ともに十分注意してください。
エキナセア製剤の内服はアレルギー反応を誘起しやすいので注意が必要です。
これは何のハーブでも同じことですが、免疫力を上げたいからといって、1日5杯も6杯も飲むような過剰摂取は、かえって体のバランスを崩すことにもなります。めまいや吐き気を引き起こすこともあるので、1日1~3杯程度にしましょう。
ハーブの作用は緩やかですが同じハーブを長期にわたって飲み続けることも、体に負担を与えます。さまざまな種類を組み合わせ、ブレンドするなどして体に負担のない飲み方をしてください。
ハーブティ・エキナセアのおすすめブレンド
エキナセア+エルダーフラワー+ジンジャー
体調に違和感があるとき、いつもより寒気を感じることありますよね。
そんなときは、発汗の働きで体を温める「エルダーフラワー」
芯からポカポカさせてくれる「ジンジャー」を組み合わせた免疫力アップ
エキナセア+ペパーミント+ジャーマンカモミール
抵抗力が落ちているときは、消化器系の動きも弱くなりがち。
スッキリした風味で胃腸を整えてくれる「ペパーミント」
消炎の働きで優しくガードする「ジャーマンカモミール」を組み合わせた免疫力アップ
エキナセア+ローズヒップ+リンデンフラワー
豊富なビタミンCやフラボノイドを含む「ローズヒップ」
心身の緊張を緩めて質のよい眠りに導く「リンデンフラワー」栄養補給とぐっすり休息を